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筋トレ初心者は体脂肪率を落としてから筋トレをすべき3つの理由

   

筋トレをしている人のあいだで良くある質問に「効率的に筋肉を付けるには体脂肪率は高い方がいいの?低い方がいいの?」というものがあります。

これに明確な答えはありません。方針次第だと思います。

私は『体脂肪率は”低い方”が良い派』であり3つほど理由がありますが、まずは『体脂肪率は”高い方”が良い派』の考えを紹介します。

筋トレする上で体脂肪率が高い事によるメリット

体脂肪率は高い方が良いと主張する一番の理由は『パワーが出るから筋肉に最大限の負荷をかけられる』という事でしょう。

太っているということは『エネルギーを溜め込んでいる状態』でもあるので、ベンチプレスやデッドリフトでも高重量が扱えます。そして負荷に比例して筋肉は大きくなります。また、自重も重くなるので「日常生活でも体が鍛えられている」ということでもあるわけです。

これに当てはまるのは『力士』です。慶應義塾大学スポーツ医学センターが幕内力士25名の体脂肪率を測定したところ平均32.5%だったそうです。

この数字は肥満状態を指しますが力士はただの肥満ではありません。同時に人並外れた筋肉量の持ち主でもあるのです。つまり、体脂肪率が高いと効率的に筋肥大出来ることは力士によって証明されているのです。

筋トレするなら体脂肪を落としてからにすべき3つの理由

体脂肪率が高いと筋肥大が効率的に行なえることは話した通りですが、あえて私は「体脂肪率は低くキープした方が良い」と主張します。その3つの理由を説明しましょう。

1. 男性ホルモンであるテストステロンが多くなり筋肥大が見込めるから

実は体脂肪率は低くても効率的な筋肥大が可能です。それは男性ホルモンであるテストステロンが関係します。

テストステロンには筋肉の成長を促す働きがあります。このテストステロンは体脂肪率が低い方が体内に多く存在するんです。その理由を簡単に説明します。

体脂肪率が高いとアロマターゼという酵素が分泌されるのですが、これが厄介でアロマターゼは男性ホルモンであるテストステロンを女性ホルモンであるエストロゲンに変換してしまうんです。つまり、体脂肪率が高いとホルモンレベルで女性的な体になってしまうのです。

ですから、体脂肪率を低く保ちアロマターゼの分泌を抑制し、テストステロンの量をキープすることが筋肥大には重要なのです。理想的な体脂肪率は8~15%程度と言われています。体脂肪率は低すぎてもパワーが出なくなってしまうのでさじ加減が大切です。

2. 筋肉の繊維が浮き上がるので視覚的に成長を実感しやすいから

体脂肪率が低いことによるもう一つのメリットは成長を実感しやすいということです。余計な脂肪が無いので、筋肉の繊維(カット)が浮き出て、筋肥大が視覚的に実感出来るのです。

筋トレ後のパンプを見ても『頑張った感』を感じられるのでモチベーションが保ちやすいんですよね。

実際、私も体脂肪率25%ぐらいで筋トレをスタートして、2年近くその体脂肪率で頑張ってきたんですが、脂肪のせいで体にメリハリが無く、イマイチ成長を感じにくかったんです。しかし、その後減量してからは、今までの体とはハッキリとした違いが分かって、筋トレに熱が入るようになってきたんですよね。

3. 常にカッコいい肉体でいられるから

体脂肪率が低い方が良い理由はまだあります。

大会を目指しているならまだしも、そうでないなら常にベストな体であった方が精神的に楽です。その方が異性からもモテると思います。

多くの人は「カッコ良くなりたい」という理由で筋トレをしているはずです。それなのに筋肉を付ける為に醜くなっては本末転倒だと思うんですよね。

先ほども話しましたが痩せてても効率的に筋肥大は出来るわけですから、わざわざ醜い体になる必要はありません。

まとめ

筋肥大を効率的に行うには『体脂肪率を高く保つ方法』と『体脂肪率を低く保つ方法』の2つのアプローチがあるわけですが、大会を目指したり力士を目指すのでなければ、『体脂肪率を低く保つ方法』を選択することをオススメします。

とはいえ体脂肪率を低く(8~15%)キープするのは至難の業です。キープする以前にそこまで減らす事が苦行だと思います。しかし、そこは頑張るしかありません。日々のトレーニングや食事管理を徹底しましょう。

少しでも減量の負担を減らしたければマイサーモ エクストリームみたいな減量サプリメントを活用するのもありですよ。私が実際に使用した時のレビュー記事も書いているので参考にしてみてくださいね。

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