「野菜を食べる人は痩せる」は本当か?
2018/05/07
「野菜を食べると痩せる」
こんな話を聞いたことありませんか?一般論としてよく聞く話かと思います。
本当に野菜を食べれば痩せるのか?
だとすれば何故痩せるのか?
今回はこれについて解説していきます。
この記事の目次
野菜はローカロリーだから痩せて当たり前
言うまでも無く、野菜はローカロリーです。
豆類、芋類を除けばほとんどカロリーは無いも同然。野菜だけ食べて十分なカロリーを摂取するのは不可能です。必要カロリーに達する前にお腹がはち切れてしまうことでしょう(笑)
例えば、キャベツは100gあたり23kcalなので、成人男性の摂取カロリーである2,000kcalをキャベツだけで摂取する場合、8.7kgも食べなくてはいけないんですよね。当然そんなに食べられないので、野菜だけで生活すると必然的に摂取カロリーが減り、みるみる痩せていくわけです。
しかし、こんな方法で痩せたら体を壊します。大切なのはいかにバランス良く食べて痩せられるかです。
ごはんや肉と一緒に食べても痩せるのか?
野菜だけ食べて痩せるなんて当たり前、誰もそんな答えを求めていないかと思います。
皆さんが知りたいのは「普段の食生活に野菜を増やせば痩せるのか?」という事かと思います。
答えを先に行ってしまうと『基本的には痩せる』という事です。理由は簡単です。
野菜を食べる人が痩せる理由
単純な話、胃袋の容量は人それぞれ決まっているわけです。
例えば、胃袋の容量を100とした場合、野菜で50を占めれば、ごはんや肉は残りの50しか入りません。満腹まで食べても摂取した半分が野菜なので摂取カロリーは少ないのです。これが野菜を食べる人が痩せると言われている理由です。
逆に野菜を一切食べなければ、ご飯と肉で胃袋を満たすことになります。そうすると当然カロリーは多くなります。ですから、野菜を食べない人は太るのです(摂取カロリー上限を把握しオーバーしない様にコントロール出来れば太りませんけどね)。
野菜そのもののダイエット効果は気休め程度
例えばトマトにはダイエット効果があると言われています。これは「13-oxo-ODA」と呼ばれる脂肪酸によるもので科学的にも証明されているようです。
ただ、「トマトを食べたら痩せた!」といったレベルのダイエット効果は期待できません。なぜなら私自身が実感出来ていないからです。ダイエット効果があるとしても総摂取カロリーの1~2%程度の微々たるものではないかと思います。
大きく痩せたという人は、トマトを食べる代わりにごはんや肉を抜いたからだと考えられます。
健康の為にも偏食は止めてたくさんの野菜を摂取しよう
基本的に肥満で不健康な人は偏食な傾向があります。
例えば、若く太っている人はジャンクフードばかり食べ、中年で太っている人は酒とツマミばかり食べている印象が強いです。調査したわけではありませんがほぼ間違いないでしょう。なぜなら体型に表れているからです。
若い女性も偏食の人が多く「お菓子がごはん代わり」なんて人も私の知り合いにいましたね。お菓子は高カロリーですから、そういう人は食べる量が少なくても太りやすいのです。
逆に健康な人はバランスの良い食生活である傾向にあると思います。フィットネスなどで健康維持をしている人は食生活にもこだわりますからね。
バランスの良い食事はダイエット効果があるだけではなく、免疫力向上や成人病予防などの効果も得られるので、意識して取り入れていく事をお勧めします。
とは言え、いつでも十分な量の野菜が食べられるとは限りません。そういう時はサプリメントを活用して補うようにしましょう。ちなみに私はマルチビタミン・ミネラル、オメガ3脂肪酸、グルタミン酸は摂取するようにしています。マイプロテインのサプリは安くて高品質なのでかなりオススメです。激安セールも頻繁に行われているので公式サイトで確認してみてくださいね。