まとめ食いが太る理由を分かりやすく説明します
「そこまで大食いでは無いのになぜか太ってしまう…」と悩んでいる人はいませんか? もしかしたら『まとめ食い』が原因かも知れません。
今回はなぜまとめ食いが太る原因になるのかを分かり易く解説します。
この記事の目次
昼間に大食いしたのに夜にはお腹が空く…こんな経験ありませんか?
早朝や昼の早い時間にバイキングなどで「今日は夜は食べないぞ」ってぐらいの大食いをしたのにもかかわらず、夜になれば普段通りお腹が空いているという経験をしたことがある人は少なくないはず。むしろ、そういう事のほうが多いのではないでしょうか。
空腹感を感じるのは脳が「エネルギーを補給せよ」と命令を出している為なんですが、でも一体なぜ昼間に夜の分も大食いしたのにエネルギーが足りないのでしょうか?不思議だと思いませんか?
余ったエネルギーは脂肪として蓄積されるため太る
人間には『余ったエネルギーを脂肪として蓄積する』という機能が備わっています。
つまり、まとめ食いをすると脳が「エネルギーがたくさん余っているな。今後に備え脂肪として蓄えておこう」と思って、余ったエネルギーを脂肪に変えていくんです。それが太る原因です。
昼間に大食いしたのに夜にはお腹が空いてしまうのも、エネルギーが脂肪に変換された為だと考えられます。こちらからすれば「何を余計な事をしてくれてんじゃい!( ;∀;)」って気持ちですよね…。
就寝前の食事が太るのも同じメカニズム
就寝前や遅い時間の食事は太ると言われていますが、その理由もまとめ食いと同じ現象が起きているからなんですよね。
就寝前というのは「あとは寝るだけ」ですからエネルギーをほとんど必要としないんです。ですから、まとめ食いと同じく『エネルギーが余った状態』になり脂肪として蓄積されてしまうのです。
一度付いてしまった脂肪を落すのが大変な理由
ダイエット経験がある人は分かると思いますが、一度付いてしまった脂肪を落とすのってすごく大変なんですよね。
なぜか?
それは、『脂肪より糖質が優先的にエネルギーとして消費されるから』です。
人間の主なエネルギー源は糖質ですが、体脂肪もエネルギーとして利用します。しかし、体脂肪はあくまでも『予備のエネルギー』なので、基本的にはメインのエネルギーである糖質が体内にあるうちは脂肪は消費されないのです。
エネルギーが尽き空腹を感じるようになってからようやく、体脂肪がエネルギーとして消費され始めるのです。つまり、体脂肪を落とすのは『空腹との闘い』になります…。これが一度付いた脂肪を落すのが大変な理由です。
ダイエット中の空腹の辛さを紛らわすには食物繊維が多く高タンパクで低糖質・低脂質の食品をたべましょう。エネルギーが足りなくても満腹中枢さえ刺激すれば空腹感は無くなるので。個人的にオススメなのがマイプロテインのスキニープロテインバーです。味も美味しいので気になった方は是非試してみてください。
太らない為には小まめに食事を摂ること
太りたくなければまとめ食いとは逆の事をすれば良いです。1日3食もしくは4食ぐらいにして一回の食事量を抑えることが大切です。そうすれば、その都度エネルギーを使い切ることになるので、脂肪を蓄積する原因を作らずに済むわけです。
週1回程度の体重計測をしよう
週1回体重を計測しましょう(日によって多少の誤差があるので毎日計測する必要はありません)。
大切なのがなるべく同じ条件で計測することです。時間帯、食事の前後、排泄の前後、入浴の前後などです。これらが違うだけで1キロは変わります。
なぜ計測が必要かと言うと、「いつの間にか太っていた…」という状況を避ける為です。周囲から「なんか太った?」と言われるようになってからでは痩せるのは相当大変です。
逆に、体型維持をするだけなら大変ではありません。なぜなら、脂肪を減らす必要は無く維持すればいいだけなので『空腹との闘い』をする必要が無いからです。「太ったら痩せれば良い」と言う人がいますが、それが出来るのはダイエット慣れしている人です。普通は辛くてなかなか続きません。だから体型維持が大切なんですよね。
体重計はタニタの体組成計がオススメです。スマホと連動して経過をグラフ化してくれるのでゲーム感覚でダイエットが楽しめますよ。